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第140章 由美のステージ3（ヴァーチャル）

「今は何のレッスンですか・・・・？」
冷静を装った表情で由美に質問した。

「ヴァイブ・・・・
　ヴァイブレーション・・・です」

啓介と話す内に、由美は安心した気持ちになった。

「由美が一人でエッチする時に・・・
　いっぱい、気持ち良くなるようにするためです」

客席に向かって赤裸々に告白することで、自分の中に貯め込んでいた欲望が解き放れていくような気がするのだった。

「こんな風に・・・ですか・・・・？」
啓介がローターを由美の首筋に近づけ、ゆっくりと這わせていく。

「はぁ・・・ふぅ・・・ん・・・」
由美はくすぐったい振動を味わいながら、ウットリした表情でタメ息をもらした。

「あぁ・・・いい・・・凄く・・・気持ち・・・
　いい・・・です・・・」

啓介に向かって白い歯をこぼす由美の頬は、興奮で赤く染まっている。

ピンク色のローターが徐々に下に向かっていく。
ビクンビクンと痙攣するように由美が反応している。

「ああっ・・・あっあっあっ・・・」
隆起した乳首に届いた瞬間、甲高い声が漏れていった。

「フフフ・・・」
リモコンを最強に合わせた啓介は、シルクハットの男にそれを手渡した。

「ああっー・・・あっあっああっ・・・
　ああっー・・・」

左右の乳首を交互に渡り歩く快感に、由美の声は更に大きくなっていく。

顔はのけ反り、金具越しに両手の指が痙攣を繰り返している。
長い両足も折り曲げた指先が内側に反り返っていく。