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「ヴァーチャル奴隷」契約(文字だけでイカせてくれますか?)
第170章 新着メール
夕食の後、啓介はいつものようにパソコン画面の前に座った。
以前ほどではないが、小説は書き続けている。

書いているのは楽しいし、色々な世界に旅立っていけるからだ。
それともう一つ、理由があった。

もしかしたら、由美からメッセージがあるかもしれないと思ったのだ。
emailの方のアドレスはアカウントを削除せずにそのままにしてある。

日課のように開くが、由美からの便りは無かった。
かといって、こちらからメールするつもりは無い。

それでも小説サイトのメッセージなら、自分の小説の感想を書いてくれないかと。
まさに「スケベ根性」丸出しの自分の気持ちに苦笑いする毎日だった。

今夜も、出張帰りの疲れは残るものの、短いエッセイでも投稿しようかとサイトを開いた。
すると、新着メールのアイコンが点滅していた。

ゴクリと、喉が鳴った。
いつもの投稿仲間からのものだと、自分に言い聞かせながらも啓介は期待していた。

今日、奇跡的に再会できたのだ。
由美からメッセージがあっても、おかしくはない。

いや、きっとそうに違いない。
なぜなら・・・。

『名前は・・・ケイ・・・です・・・
 御主人様・・・』

耳元で囁く熱い吐息に、啓介は固まってしまったのだ。

自分の息子にペンネームとはいえ、啓介の名前をつけてくれたのだ。
しかも、「御主人様」と囁いたのだ。

啓介の股間は久しぶりに激しくエレクトしていた。
震える指先でクリックすると。

やはり、由美からだった。
ハンドルネームは「ゆうみ」だったが。

メールを開くと、懐かしさが胸にこみ上げてきた。
あの頃も、こうして胸のトキメキと共に文章を読んだものだったのだから。
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