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第173章 エンディングの言葉は２

【由美メール】
タイトル【これが最後なんて】

御主人様。
愛しています。

ああ。
これが、本当に最後のメールなんですね。

意地を張らずに。
ずっと、ズルズルと。

そんな器用なことを。
啓介さんも私も決して出来ないことを。

分かりすぎていたのです。

だから。
これが、最後のメール。

返信は不要です！（涙）

その代わり。
小説、私が望む二人の思い出を綴って下さい。

このアカウントは消去します。
今度からは、啓介さんの知らないハンドルネームで。

貴方の小説を読ませていただきます。

どうか。
私達の物語を。

私に読ませてください。

啓介さん、御主人様。
愛しています。

ずっと、永遠に。