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第13章 二度目の投稿

「おまじない5」まで書いた時。
時計は既に12時を示していた。

夕食の後とはいえ、部屋にこもり切りの夫に対して妻はどう思っただろうか。
坂口は胸の痛みと共に妻への愛を感じていた。

それと同時に由美への想いも。
矛盾した気持ちが交錯し、渦を巻くように頭の中を回っていく。

男は眠りにつくためにキッチンに酒を取りに向かった。
今夜は多分、飲みすぎるだろうと覚悟するのだった。