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孕むほど犯されてみたい輪姦されてもみたい
第24章 【3ヶ月以内に身籠らなければ破談だと言われて…】







格式高き華道の家元同士の縁談の席にて。
「お前の結婚相手だ、全身全霊で尽くしなさい」
両親にそう言われお見合いというよりも顔合わせだった。
いつ何時も反抗することなく親の言うことには従ってきました。
絶対的権力を持っているので逆らうなどもっての外、破門されてしまいます。
世間を知らない私にとってはこの家を出されてしまうことは死を意味することなのです。




身体の大きな……ふくよかな方でした。
丸坊主で大きな団子鼻、誰よりも汗を掻いてらして隣のお義母様にハンカチで拭かれている。




「まぁ、とにかく家に花嫁修業に来てくださいな」との一言で縁談はトントン拍子に進んでいき、翌日から私は嫁ぎ先の元へ花嫁修業することになりました。




朝も早いし朝食からお見送りまで嵐のようです。
掃除や洗濯も全てお義母様ひとりでこなしていたとなると尊敬に値します。
とても大きなお屋敷なので端から端まで掃除すればすぐに昼食の準備です。
夕食が済むまで気の抜けない時間を過ごしました。




「初日からご苦労さま、お風呂へ一緒に入って背中でも流してあげなさい」と初日から混浴を勧められました。
戸惑っているとお義母様はこう仰られます。




「花嫁修業と言っても、家のしきたりに慣れることも大事なことですが、一番大事なことは跡継ぎを生むことです、検査受けたでしょう?問題がなかったのであなたを選んだんですよ?わかってるわね?3ヶ月以内に身籠らなければこの縁談は破談です」




破談になれば傷物扱いされて次の縁談も進みにくくなる。
それ以上に両親を酷く落胆させることに。
それだけは絶対に避けなければなりません。




「わかりました」




最初から「タオルは巻くな」と縁談相手に言われ、裸で背中を流します。
ジロジロと見られる視線は気にしないようにし、下半身も洗います。




「お前、初めてか?」




「はい」




「俺が初めての男か、益々興奮してきたぜ」




縁談の席での雰囲気などまるでありません。
鬼畜な目をした大きな男がそこに居るだけでした。
優しそうに微笑んでらしたのはあの時だけ。
まさに親同士が決めた政略結婚だということは理解しています。
話したこともなければ会ったこともない相手の元へ嫁ぐ運命でした。










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