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孕むほど犯されてみたい輪姦されてもみたい
第6章 【薬で眠らせています、どうぞ心ゆくまで犯してくださいませ】
脱サラして田舎暮らしを始めた。
広い敷地に畑を作り、自給自足の生活。
最初は不慣れもあったが周りの手助けもあり何とか第二の人生をスタートさせることが出来た。
「あなた、お昼の準備が出来ましたよ」
47の歳で会社を辞めて突然此処で住むと我儘勝手に決めた私に文句ひとつも吐かずついてきてくれた家内には本当に感謝している。
結婚して20年、子供は授からなかった。
まるで機械のごとく務めていた会社に社畜に扱われ、精神を病む一歩手前で辞表を提出した。
辞めた理由など家内には言えなかった。
「あなたについていくわ」と手を重ねられた日は男泣きしてしまった。
家内はいつも私を三歩ほど下がって温かく見守ってくれている。
いわば昭和の女だ。
特に美人でもなければ色気もない。
働かせてないせいか肉付きも良い。
黙ってついてきてくれる分には申し分はない。
女遊びなどする暇もなかった私は、二〜三ヶ月に一度家内を抱いていた。
不妊を諦めてから何度も中出ししているが私の子種では子宮の中で育たないそうだ。
存在価値がないとさえ感じ、暫くは現実を受け入れられなかった。
家内に落ち度はない。
こんな私を毎日励まし、傍で支え続けてくれた。
仕事をしなくなった私は時間を持て余す。
畑仕事以外は近所の人と飲み歩いたりしていた。
「おい、野菜が上手く出来るようになればネット販売するぞー」
「はいはい、たくさん飲まれたんですか?わざわざ送って頂いてすみません」
一緒に飲んでいた仲良くなったご近所さんが私を抱えて送り届けてもらった。
ご近所といっても広大な敷地を抜けるので一軒一軒が離れている。
田舎といえど、近所付き合いがなければやっていけない。
あまり得意な方ではないが不器用な私でも移り住んできた貴重な住人なので手厚く饗してくれる。
「いや〜奥さん、こちらこそ楽しい時間過ごせました、怒らないでやってくださいね、それじゃ、また」
ご近所さんが帰った後、夫婦二人きりになったら。
「お前、明日出来るな?」
特別酔ってはいない。
家内に会わせる為に演技をしていた。
私と同い年で嫁も居る。
夫婦仲はもはや空気のような存在だと言っていた。
私は出会った瞬間に決めていたのだ。