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愛されすぎて
第6章 愛おしい我が子
「ママ~」

バスから降りた颯太くんが私のもとに駆け寄ってきて
抱きついた

「颯太、おかえり」

「どうしてパパいるの?」

「たまには颯太のお迎えしたいなと思って」

「パパはいらないよ
ママとのデート邪魔しないでよ」

「颯太くん。いらないなんて言ったらダメ」

「だって‥‥」

「だってじゃない。
パパの悲しそうな顔見てごらん」
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