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第8章 近くて遠い

佐那side

はぁぁーーーーー気持ちいい～ッ！！！！！

「富士さん、あのレンタカー会社だッ(笑)バス来てるよッ・・・」

久野君がそう言って私達はイソイソバス乗り場へ・・・・。

・・・・・・・。

あれっ？？？//////////

私はバスに乗る直前・・・・。

久野君の腕を引っ張って・・・。

「ねっ・・・あれ・・・/////////」

久野君は、えっ？？？って顔をして奥の方をガン見ッ・・・・。

あのイケメンオーラ半端ないわ～・・・私服もメチャシンプルなのに格好いいーーーー////////

あっ！！違いますよ？？そういうドキドキじゃないからっ(笑)

「堂本社長じゃんッ////////」

謎に久野君も顔を赤くする(笑)

同じ飛行機だった？？？？

やっだーーーやっぱビジネスクラス？？？？

黒縁眼鏡超イケてるッ！！！！


私たちはバスに乗りまた振り返ってその姿に見入ってた(笑)

「格好いいな～・・・(笑)男でも憧れるよなぁ～・・・」

って、アンタも結構格好いいぞッ

堂本社長は何処に泊まるのかな？？？

野瀬ちゃんと偶然－－－とかない訳ッ？？？？

その時・・・。

「あれっ？！あれ・・・違うかな・・・」

・・・・・・。

久野君が私の肩を掴み・・・指をさしたのはタクシー乗り場。

長い髪を・・下ろして可愛い帽子に黒いワンピースにカーディガン・・・。

黒いサングラス。

・・・・・・。

顔が～・・見えてもいつも見えないけど(笑)

うちらが乗ったバスはその女性の前を・・・・。