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第13章 Sさんとのデート

沙帆side

・・・・・・////////

緊張する。

久しぶりに堂本君が近い・・・・。

まさかの左ハンドルだから・・・、左側が見えないよう必死だ。

でも・・・。

昔はまだ高校生だったし・・・デートする時はいつも電車。

なのに今は・・・堂本君は素敵な大人の男性で・・・。

車を運転してる。

見たいんだけど・・見たら多分こっち見られるし・・・・////////

バックを膝の上に乗せてその下で手をぎゅっと握った。

「Sさんは休みの日いつも何してるの？？(笑)」

え・・・・・。

別に・・・・。

「あ・・犬を飼っているので犬と遊びますッ・・・・」

そう言うと・・・堂本君は多分私の方を見て・・・・。

「何の犬？？？(笑)小さいの？？？」

「あ・・・はい・・///凄く可愛くて・・・ポメラニアンとトイプードルのミックスで・・・でも保護犬の子供なので・・」

そう言って携帯の写真を見せた・・・。

堂本君は運転をしながらそれを見て・・・・。

「すっごい可愛いねーー(笑)名前は？？？」

はっ・・・///////////

あ・・・・・。

「・・・へ・・変な名前だから・・・言えませんッ・・・・//////」

ダメ言えないーーーーッ