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第2章 OH社長ご来店

祐司side

・・・・・・。

小さな・・・女性が慌てて店を出て行った。

あの子・・・。

どこかで見たような・・・・。


「あ、堂本社長ッ・・・年内22台、1月末に802納品可能だということです(笑)」

商品部の部長がそう言った・・・。

・・・・・・。

「あの・・・先ほど出て行ったのは？」

俺がそう言うと・・・。

久野君が来て・・・・。

「商品知識の倉庫(笑)野瀬さんです・・・」

・・・・・・。

野瀬？

・・・・・・。

「そう・・ですか・・・。」

野瀬・・・・。

頭の中で・・・。

あの日の後悔が・・また蘇った。

苗字を聞いただけでそんな風に昔を思い出してしまう俺は・・・。

ダメだな。


「ありがとうございます・・・(笑)・・・では直ぐにお支払いを・・・・」