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第21章 ありがとう

小林さんは直ぐに外出準備をし、

「では行きましょう(笑)」

俺と沙帆は手を繋ぎ小林さんの後に付いていった。

小林さんは気さくな人で何度もこっちを振り返って、

「堂本様、こんな綺麗な恋人が居たなんて～(笑)でも2人並んでると～(笑)モデルさんみたいだ～ッ」

またまた(笑)

それは言い過ぎだ(笑)

駐車場に止められた車に乗ると、

「では、八重洲から行きましょうか(笑)直ぐなので・・・・」

沙帆は外を眺め、

「なんか夜景綺麗そうだね・・・・・」

そうだな～・・・・。

お台場も綺麗だったけど多分こっちは街の夜景が綺麗だろう。

「八重洲は角部屋なのでリビングからの夜景が素晴らしいですよ(笑)」

一緒に夜景眺めてぼーっとするのも良いなー・・・。

「浜離宮の方は海と夜景ですね・・・(笑)堂本様海お好きでしたよね？？？」

あー・・・。

沙帆も海好きだよな～・・・。

チラッと沙帆を見るともう目を輝かせている(笑)

「彼女も海が好きなんですよ(笑)」

俺が言うと小林さんは笑って・・・・。

「今年は一緒に沖縄行かれたんですか？？？上地様や上原様もお元気ですか？？？」

(笑)

「今年は沖縄行ったんですが事情があって別々で(笑)・・・あー、上地も上原も凄い元気ですよ・・・(笑)」

そう言って沙帆を見ると沙帆はにっこり笑った。