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第22章 新しい生活

時期は2月

はぁぁ・・・。

凄く気が重い。

化粧台の前でため息をついた。

「沙帆、どうしたの？？？(笑)気が重い？？？」

ネクタイをしながら鏡越しに笑ってくる堂本君。

・・・・・・・。

あ、ここ？？？

ここはー・・・。

２週間前に越した・・・。

浜離宮の新築マンションです。

家は本当に素晴らしい景色と広さ、使い勝手もいいし毎日が楽しい。

でも・・・。

１月いっぱいの工場の出社が終わり無事堂本君の会社と寮に今月からどんどん納品される。

ってことは？？？

私は今日から本社出社。

堂本君は私の首を後ろから撫でて・・・。

「髪もすっきりしたし(笑)・・・心機一転顔を上げて頑張れる・・・」

そう言って後ろから抱きしめてくれた。

そう、

長かった髪も美容院に行って肩位まで切ってもらった。

拓海君にもらったクリームを塗って・・・。

火傷の痕はほぼ分からない。

のは凄く嬉しいけど・・・。

本社で・・・。

皆に何かを言われたり見られたりするのが・・・・・。


「沙帆・・・(笑)・・・大丈夫、俺がいるって思ってね・・・・」

・・・・・・//////////

昔も・・・。

こんな事あったよね。