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イケメンの向こう側♡ 2
第35章 イカせて


浜離宮マンションに着いたのは20時過ぎ。

さっきまで泣いてた沙帆は少ししょんぼり気味。

・・・・・・。

「ご飯まだでしょ???何か作ろうか・・・・」

沙帆は荷物を置いて直ぐにキッチンに行った。

・・・・・・。

「沙帆・・・ちょっと良い???」

キッチンに行き沙帆の腕を掴み言った。

沙帆は下を向いたまま・・・・。

「さっきごめんね・・・皆の前であんなこと言って・・・・」

・・・・・(笑)

「俺が悪いんだ・・・良いからちょっと来て・・・(笑)」

沙帆の手を掴み奥の寝室に歩いて行くと・・・・。

「堂本君・・・疲れてるでしょ???無理しなくていいから・・・・」

(笑)

何がーーーーっ(笑)

寝室に行き沙帆をベットに座らせると・・・・。

「ちょっと待ってて(笑)」

そう言ってクローゼットの中から・・・。

あーー・・あったあった・・・(笑)

ずっと渡そうって思っていたのに渡しそびれていたもの・・・。

小さな紙袋を沙帆の膝の上にポンッ・・と置き俺も隣に腰かけた。

・・・・・・。

「これ・・・」

沙帆はその紙袋を持ってじーーっと見ると・・・・。

「昔沖縄で一緒に行った店・・・(笑)今年も沙帆立ち寄ったろ????」

沙帆は思い出したような顔をして俺を見た。



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