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第37章 嫉妬から生まれる憎悪

何言って・・・・。

戸村君は私に近づいて・・・。

「・・・・夏帆の・・・おっぱい見たら、お前の見た気になってさ・・・・・」

・・・・・・・・。

ジリジリ近づいてくる・・・戸村さん・・・・。

私は壁を伝って離れた・・・・。

手を伸ばし・・・・。

私の胸に・・・指先を・・・・。

「きゃぁ・・・・」

直ぐに離れると・・・。

「(笑)・・・沙帆とやりたくなった・・・・」

はっ？！

その時エレベーターが7階に着き・・・・・

私は逃げるようにしてエレベーターを降りた・・・・。


・・・・・・。

振り返ると、戸村さんは私を見て・・・。

少し笑うと・・・・。

扉が閉まった・・・・。

・・・・・・・・。

やっぱあの人・・・・。


危険。


「どしたの？？野瀬さん(笑)」

はっ・・・・

勢いよく振り返るとそこに居たのはコーヒーを啜る久野君・・・・。

「あ・・・あぁ・・・大丈夫です・・・・」

はぁぁ・・・。

戸村さん・・・・。

最近会わないから油断してた・・・・。