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第39章 動画

確かに高校時代、私と夏帆はうまくやってなかった。

でも今は違う。

スカートをギュット掴み、

「言い回りたきゃ、・・・・・言えば良い。私でも夏帆でもどっちでもいいっ！そうやって人の過去あら探しして面白い？」

戸村さんは私を睨んで、ゆっくり近付くと・・・・

私の顎を思い切り掴み、

「生意気だな？(笑)もっと大人しくて可愛いと思ったのに、意外と気が強いね？」

・・・・・・・。

「祐司に言う？(笑)言えば良いじゃん・・・・自分じゃ何も出来ないくせに(笑)」

・・・・・・・ッ

何この人っ・・・・・

「別に何かする気はないけど、ただ社内で言い回らないでって言ってるの！」

そう言うと・・・・

「だから俺は何もしてね～って言ってんだろ？(笑)誰が言ったかは大体分かるけど？」

は？

誰がが他にいるってこと？

「誰？」

そう言うと、

戸村さんは笑って

「じゃ、祐司に内緒で俺とエッチしてよ？(笑)」

するわけないでしょ？

私は戸村さんの手を払って、

「自分で探すからいい、とりあえず黙ってて・・・・」

戸村さんはお腹を抱えて笑って、

「(笑)・・・・女だよ、言い回ってる奴・・・・」

・・・・・・。