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イケメンの向こう側♡ 2
第46章 逢いに来たよ


祐司side

和也から拓海の話を聞き・・・。

少し心配になった。

穏やかであまり気持ちも表に出さない拓海。

俺にとっては可愛い弟のような存在。

エレベーターに乗り、拓海は俺の顔を見て笑って俺についてきた。


「祐司さん俺の事心配しちゃいました???(笑)」

・・・・・・(笑)

「お前はあまり愚痴も言わないしな・・・(笑)」

そう言うと俺の横に立って・・・。

「あーーあ・・・でも今回は結構キツイなぁー・・・・」

お前ならもっと良い子が見つかるよ、そう言いたいが・・・・。

今の拓海にそう言っても・・・。

気休めにしかならない。


「お前は良い奴だ・・・俺が声をかけたんだ・・・・(笑)自信を持て・・・・」

そう言うと拓海は笑って・・・・。

「はい・・・(笑)」


拓海は・・・。

蒼太の知り合いで俺が声をかけた。

高校を中退しバイトをしながらメイクの勉強をしてる時だった。

凄く真面目で優しく・・・何より見た目はパーフェクト。


涼や淳がいた時は中々上位に入れなかったが・・・それでも10位以内に入ることも多く・・・。

あいつ等が辞めた後は和也と湊と仁、・・・そして拓海と健司。

健二や湊も沖縄に行き拓海も講師に・・・。


正直・・・。

もう少しスタッフとして続けてほしい・・・そう思っていた。


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