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第46章 逢いに来たよ

拓海side

面談は短時間で終わった。

祐司さんはそのまま仕事をすると言って俺だけ社長室を出てオフィスへ・・・・。

はぁぁ・・・。

最近あまり寝れてない・・・・。


エレベーターの壁に寄りかかり・・・目を閉じた。

俺・・・。

約１０年間早紀ちゃんと居たんだよな。

何でこんなことになっちゃったんだろう。

女々しい？？？

女々しいかな・・・・。

目を閉じると彼女の顔が浮かぶんだ。


まだ、湊や健二にも言えてない。

あーーーあ・・・。

俺も落ち着きたいなぁ・・・・・。


ポーーン・・・・。

１０階に到着しエレベーターを降りると・・・・。

目の前に居たのは和也さん。

和也さんは俺の顔をじっと見て・・・・。

「お前大丈夫？？？？」

え・・・・。

なんか変かな。

和也さんは俺の顔をさらに覗き込み・・・・・。

「いつかの湊みたいに・・・・目、充血・・・・(笑)」

えっ・・・。

朝大丈夫だったんだけど！！！！