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イケメンの向こう側♡ 2
第6章 謎のMEGANE
千葉の工場から駅まで歩き・・・。
はぁー・・・と手に息を吹きかけた。
寒い・・・。
滅多に鳴らない私の携帯。
バックからだし念のため確認。
・・・・・・。
なにもない。
一応仕事用の携帯も・・・。
え・・・。
あー・・・。
はい。
自分の中で消化し・・・。
『畏まりました』
とだけ返信。
ラインの送り主は久野君。
今日で仕事納めなはず・・・なのに。
まだデータ処理なんて久野君も大変だ。
『昨年の初売り詳細データーって野瀬さん持ってますか?』
PCに入ってる。
それを送ればとも思うが・・また何かあったら面倒。
『今から伺います』
ここから電車に乗って会社には18時半くらいには着けるだろう。
千葉と言っても東京に近い場所。
モヤモヤしたまま年を越したくはない。