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第8章 近くて遠い

翌日


俺はスーツケースを引き車で羽田に向かった。


飛行機は和也と夏樹さんとは同じ便は取れず11時過ぎの便。

沖縄に癒されに行くのは久しぶりだな。


涼と結城の結婚式もこの前の渡嘉敷島も宿泊せず東京に戻ったし・・・・。

久しぶりの休暇だった。



羽田は凄い人。

荷物を預けセキュリティチェックを受け、ホテルに電話。

空いてなかったら淳の家でも泊めて貰うか。



『はい、オリエンタルヒルズでございます。』

掛けたのは、

最後に倫太郎と沙帆と泊まったオリエンタルヒルズ。

「すいません、堂本と申しますが今夜から7泊取りたいんですが空いてないですよね？(笑)」

こんな時期だ。

きっと難しい。

『堂本様ッ(笑)ご無沙汰しております。マネージャーの菅野です。』

ォオッ！

運が良いのか(笑)昔よくお世話になった菅野さん。

『今年はそこまで忙しくなく～お部屋はスイートで宜しいですか？』

ん～、１人だしどこでも良いけど。

「かなり前ですが最後に泊まった部屋は空いてます？」

・・・・。

寝室２つもいらないが・・・・

『あ、大丈夫です(笑)何名様でいらっしゃいますか？』

(笑)

「とりあえず１人で・・・・」

とりあえずじゃなくても１人だ(笑)