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最後の大人の夏休み
第2章 2022.7.19

彼はどうやら昼ご飯のお店をすでに考えていたようで、生憎の雨の中時々相合傘なんかしちゃったりして店まで歩く。
一軒目はフレンチのランチのお店だった。適当に趣味であったり仕事の話をしながら過ごす。しっかり目を見て話してきて、良く喋る、時々私の話を奪って話しちゃう当たりが若いなーと感じたけど不思議と不愉快ではなかった。
その中で、お酒の話になり、お互い良く飲むことを知った。じゃあ二軒目は昼から飲もう、ということでお酒が飲めるカフェへ。
4杯目のビールを注文したところで、テーブルに置いている私の掌にダイキくんの手が重なる。
「年下のこと、好きになったでしょ?」
なんて、意地悪な顔で言ってくる。
ほろ酔いの段階で、年下に興味がない、恋愛対象に見れないって打ち明けたことを気にしてるらしい。
「こんなアプリやってるの、何か理由があるんでしょ?」
真っ直ぐな目でそう言われて、
「今年、結婚する。その前に遊んどきたくて。」
その私の言葉にダイキくんの目がギラッとした気がした。
年下なんて興味ないんだけどな。食指動かないとか思ってたんだけどな。
「遊んでくれる?」
その言葉を言ってからはあっという間だった。
一軒目はフレンチのランチのお店だった。適当に趣味であったり仕事の話をしながら過ごす。しっかり目を見て話してきて、良く喋る、時々私の話を奪って話しちゃう当たりが若いなーと感じたけど不思議と不愉快ではなかった。
その中で、お酒の話になり、お互い良く飲むことを知った。じゃあ二軒目は昼から飲もう、ということでお酒が飲めるカフェへ。
4杯目のビールを注文したところで、テーブルに置いている私の掌にダイキくんの手が重なる。
「年下のこと、好きになったでしょ?」
なんて、意地悪な顔で言ってくる。
ほろ酔いの段階で、年下に興味がない、恋愛対象に見れないって打ち明けたことを気にしてるらしい。
「こんなアプリやってるの、何か理由があるんでしょ?」
真っ直ぐな目でそう言われて、
「今年、結婚する。その前に遊んどきたくて。」
その私の言葉にダイキくんの目がギラッとした気がした。
年下なんて興味ないんだけどな。食指動かないとか思ってたんだけどな。
「遊んでくれる?」
その言葉を言ってからはあっという間だった。

