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雨の降る夜は傍にいて…
第5章 秋冷え…
 30 愛しい怒張

「あっ、うっ、イッ、っくうぅぅぅ…」
 わたしは心の想いを正直に浩司に激白をし、心の錘を解き放ち、そして彼に思い切り貫かれ、突きあげられ、挿入による三度目の絶頂感を迎えた。

 いや、浩司の快感に堕ちていったのだ…

「はぁ、はぁ、はぁぁ…」
 わたしの子宮は、膣は、浩司のモノに本当にぴったりなサイズの様であり彼が昂ぶりストッキングの股間を破り、挿入れたとほぼ同時に子宮と膣が快感のまるで歓喜の震えを起こす様に瞬く間に三度目の絶頂感を迎えてしまったのである。

「はぁ、はぁ、ふうぅ…」
 全身が絶頂感の快感に痺れ、力が抜けてしまい、ぐったりと横たわっていた。
 だが、ふと、横を見ると、まだイッてはいない彼の怒張が激しく脈打っているのが目に入ってきたのだ。

 ああ、わたしばかりイッてしまって、まだ浩司はイケてないんだっけ…
 そう思った瞬間に、無意識にわたしの手が彼の股間に伸びていった。

「あっ…」
 そしてわたしの指先が怒張に触れた瞬間に、彼はビクッと震わせながら、声を漏らす。

 してあげる…
 わたしは指先を怒張に絡めながら、彼の目を見てそう訴えた。

「うん…」
 想いは伝わり、彼はゆっくりと仰向けになる、そしてわたしは彼の股間に顔を寄せていく。

 怒張はビクビクと小刻みに震え、脈打っていた。

 ああ…
 そのやや赤黒い、脈打つ怒張を見て心が震えてしまう。

 愛しい男のモノなのだ、そしてわたしを快感中毒に導いてくれる大切なモノ…

 ゆっくりと唇に含んでいく。

「ああ、ゆり…」
 彼はわたしの口の中でビクッと震わせ、そうわたしの名前を呼んでくれた。

 ああ、愛している、こうじ…

 ジュブ、ジュルッ、ジュブ…

 ゆっくりと亀頭に舌先を絡めながら、たっぷりと唾を垂らしながらしゃぶっていく。

 わたしはフェラは好きである、ましてやこの愛しい男のモノなのである、しゃぶるだけでもわたし自身の快感にも通じていくのだ。

 ああ浩司、たっぷりと感じて…

 わたしは唇、舌先、指先を駆使し、彼の怒張を愛していく。

 ジュブ、ジュルッ、ジュブ…

「あっ、うっ、あ…」
 気持ち良さそうに彼の喘ぎが漏れてくる、そしてわたしの口の中で彼の分身、いや、そのものである怒張が快感に震え、脈打ってきていた。

 ああ、わたしも感じるの…



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