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甘い蜜は今日もどこかで
第8章 【ずっといつまでも】
「お座り」
即座にベッドの上で正座。
「僕、犬じゃ…」と情けない顔をするけど。
「犬になってもらわないと困るの」
「え…?」
今日は誕生日だから何でもありだよね?
私の言う事聞いてね。
「ジロウ、クンニ」
「え?あ、ハイ!」
ねぇ、何でもう嬉しそうなの?
犬扱いされて不服だったんじゃないの?
もう犬みたくペロペロとクンニし始めるジロウの髪を掴んで腰を振っていた。
「あぁ……気持ち良い……ジロウ……上手」
ちゃんと私の弱いところを知り尽くしている指も挿れてくる。
「ちょっ……そんなとこまでは良いよ…っ」
勢い余ってアナルまで舐めないで。
おかしくなっちゃう。
もうビンビンなのが目に入る。
欲しい……でもクンニでイキたい。
「はぁん……そこっ……あんっ」
小刻みに震えながらクンニで絶頂させられた。
ぐったりしてる私に「次の指示ください」って擦り付けてくる。
ビクンと痙攣してしまう。
「ジロウ…………ピストン」
「はいっ」
「あぁっ……大きいぃ……っ」
一生懸命ピストンしてくれて汗掻いてる。
シャワーを後にして正解だったね。
ヘトヘトにされて「もうイって」とお願いするまで突き上げられた。
27回目の誕生日。
私はジロウから最高のプレゼントとしてプロポーズしてもらえた。