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第10章 Hなしの夜

銀座オフィス

プルルルルル・・・・・。

19時過ぎにオフィスに1本の電話。

「はい、シークレットクラブ外出部滝本です(笑)」

電話に出ると・・・・。

『お疲れ様です(笑)蓮です・・・・』

おーー蓮かッ

「お疲れ様(笑)もう帰宅？？？」

そう言うと・・・・。

『あー・・・えっと、今プリンス出て凪様がご友人と会うと仰って近くの駅で降ろしたんです(笑)』

(笑)

本当かな～？？？？

まぁいい。

「そうか(笑)これから会社戻るのか？？」

そう言うと・・・。

『実は俺も湘南の友人に会って泊まって帰りたいので明日返却しても良いですか？？』

(笑)(笑)

コイツめーーーっ(笑)

「いいよ(笑)でも・・蓮・・・・」

コイツはうちのエース。

色々気持ちは察したい(笑)

『はい・・・・』

「色々気をつけろよ？(笑)・・・色々な？？？」

凪様はとっても可愛い方・・・・。

拓海も好意があるのかないのかよく分からないけど彼女を特別視してるのは伝わる。

蓮も・・・・・。

『和也さん・・・あの・・・・』

「いいよ(笑)大丈夫だから・・・でも気を付けて行動しろ？？？」

・・・・・・・。

『ありがとうございます・・・・(笑)』