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世界で一番君が好き~You’re my love♡
第11章 嘗てのトップと現在のトップ
東京銀座
「相変わらず暇そうな声だな??(笑)」
俺がそう言うと、涼は笑って・・・・。
『こっちは台風ばっかで暇なんだよッ!!何の用だ?』
ご機嫌斜めだな(笑)
「お前今家を空けるのは厳しいか???」
社長室で銀座スタッフ、スペシャル階級クラススタッフの一覧を眺めながら涼に電話。
淳や一樹は15階フロアーの対応で精一杯、9月から拡大するためコーディネーターは増えるがその分予約数も増える。
一樹が繋ぎでチーフを代行してくれてはいるが・・・・。
『どういうことだよ???』
どういうこと???
「結城には俺からも連絡をするつもりだ、拓海が潰れた。復帰したとしても暫くはチーフはやらせない・・・・」
『・・・・・・・・・』
「お前に来てほしい・・・・」
結城はしばらく俺を着信拒否にしラインもブロックするだろうな(笑)
でも今10階フロアーのチーフを他に任せられるスタッフはいない。
しかもサブも居ないチーム。
『どういうこと???』
「そういうことだ、9月から2か月くらいでもいい・・・・拓海が自分のペースを取り戻すまでで構わない・・・・・」
・・・・・・・。