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第12章 過ち

凪side

どうしよう。

なんて言おう。

拓海君はなんか・・・ちょっと・・・不安定なだけ。

でもっ・・・・。

電話を切った滝本さんをじっと見つめると・・・・。

滝本さんは笑って、

「蓮が仕事が早く終わったのでもう直ぐこちらに到着すると・・・・(笑)」

ぇえええっ・・・・

「私帰りますッ！！！////////・・・今日のコーディネートはキャンセルでッ・・・ごめんなさい！！！」

今逢うわけにはいかない！！

絶対怒るし何かが起こるッ・・・・。

立ち上がると・・・・。

内村さんが私の肩を優しく撫で・・・・。

「どうしたの？・・・大丈夫だから・・・(笑)・・・・落ち着いて・・・・」

違うーーーッ

落ち着いてるッ！！！

「用事思い出してッ！！///////・・・とにかくっ・・・・」

内村さんを退け、エレベーターの方に行こうとすると・・・・。

「凪さんっ・・・何かあったの？」

上原さんが手首を・・・

「いったい！！！///////」

思わず手を引っ込め・・・エレベーターの脇の壁にぶつかった・・・・。

「ごめんっ！！・・・ね・・・傷の手当だけでもしよう？？今見るから・・・・」

・・・・・・・。