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第15章 2度目の宿泊

蓮side

今まで家族の話しした女の人はいなかった。

けど・・・不思議と凪には話せた。

「お兄様は？？？？」

(笑)・・・

「兄貴はほーーんと・・・お人好しでさ(笑)人が良すぎて仕事上手くいかないみたい・・・たまに会ってるよ・・・」

そう・・・。

兄貴は良い人なんだけど本当に・・・良い人って感じで・・・・。

親父にメタクソ言われてるらしい。

凪は・・・。

「私もね・・・父親は小さい頃出てって・・・姉がいたんだけど姉は交通事故で亡くなったの・・・・。」

・・・・・・・・。

「うちの母もね・・・持病があって倒れちゃって・・・・でも手術して大分元気にはなったんだけど・・・(笑)」

そうなのか・・・・。

てか・・・・。

凪のー・・・結婚って・・・・。

前に契約みたいなものって言ってたけど・・・・。

「変なこと聞いても良い？？？」

凪の手を握って・・・言うと・・・凪は俺の顔をじっと見つめ・・・・。

「・・・結婚の事？？？(笑)・・・」

・・・・・・///////////

「うん・・・、旦那さんあまり帰ってこないって・・・・」

俺が言うと・・・凪は頷いて・・・・。

「私ね・・・これは言い訳なんだけど・・・・」

・・・・・・・・。

「前の仕事し出したのは・・・母の医療費と・・・色々掛かるお金・・・生活費の為で・・・・」

・・・・・・。

「母の病気の治療費が結構高くて・・・でも前の仕事だと中々母の傍にもいれなくって・・・結構キツかったんだ・・・・」