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第1章 自暴自棄

和也side

出社後、今日の予定をホワイトボードに記入・・・。

ん？？？

てか・・・。

何だこの予定ッ！！！

拓海、詰め込むなって俺言ったよなッ？！

10時から2時間、12時から2時間、14時から2時間、16時から2時間・・・・。

休憩ねーーし！！！！

頭おかしくなったか？？？


ったくーーーー・・・！！！！

こんな予定がもうずっと続く拓海・・・・。

すると・・・。

「おい・・・あいつ大丈夫？？？」

(笑)

先週から応援に来てくれている一樹・・・・。

「はぁぁ・・・アイツチーフだから勝手に予定組んで・・・もう俺が管理すっかな・・・」

こんなの後1週間も続けたら・・・アイツは倒れるぞ。

「休んでんの？拓海・・・・」

一樹は心配そうに言った。

そりゃそうだ、涼と淳がかなり可愛がって育てた拓海・・・そして一樹も・・・かなり可愛がってた。

「オフ作ってるんだけどー・・・出社してる・・・・」

一樹は予定表をじっと見つめ・・・・。

「俺見てやりたいけど15階も結構予定詰まってるしな～・・・・」


こりゃ暫く誰かチーフ仮に立てないと不味いな。

拓海は真面目だけど自分の首を絞める癖がある。トップ取るのは確実だが、これじゃ復帰しても体が持たない。