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第20章 沖縄で出逢った人

結城side

拓海・・・・思っていたより元気そう・・・・。

少し安心したよ。

拓海を家に上げ、

「拓海、荷物は2階に置いてるから(笑)お前風呂入っちゃいな・・・・・」

涼がそう言うと、拓海は笑って頷いた。

すると、

「拓海ぃ～ッデートどうだっぁ？(笑)」

蒼ちゃんがそう言って拓海の肩を抱いた。

デートッッッ？

何それッッッ！

私が拓海と涼を見ると、涼は笑って・・・・・

「いやいや、行きの飛行機でな？１人で来てた子が痴漢あっちゃって～１人で来てタクシー移動するって言ってたから拓海一緒に出掛けたんだよな？(笑)」

涼がそう言って笑った。

飛行機で出会った子とその日にデートッッッ？

少し疑いの目で見ると・・・・(笑)

「あ、変な子じゃないよ(笑)なんかね、彼女も彼氏に振られて予約キャンセルしないで意地で来たみたい(笑)だからなんか話してて楽だったよ(笑)」

振られたもの同士(笑)？！

「そっか・・・・その子１人で泊まってるの？」

私が言うと、拓海は笑って

「そう(笑)なんか広い部屋取っちゃったから１人で満喫するって張り切ってたよ(笑)」

へぇ～・・・・・

でも沙帆ちゃんも１人で来て楽しんでたって言ってたし・・・・・。

今の女子は凄いな(笑)

私だったらホテル迄も行くの苦労しそう(笑)