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第31章 消毒

受付に行き・・・

広田さんに・・・・。

「すいません・・・佐那の部屋って・・・・」

そう聞くと・・・・。

「18階の1801・・・(笑)沙帆さんがついてる・・・・・」

・・・・・・・。

直ぐに奥の扉を開け突き当りのエレベーターに乗った。

・・・・・・。

佐那・・・・。

携帯を見ると・・・・。

沙帆さんからのライン。

・・・・・・・。

『怪我はないけど体に縛られたような痕がある』

・・・・・・・。

あのハゲーーーーーーーッ！！！

18階に着き1801号室迄急いだ・・・・・。

・・・・・・・。

部屋の前まで行き・・・。

呼吸を整え・・・・。

コンコン・・・と・・・扉を叩くと・・・・・。

少しして・・・・。

カチャッ・・・と扉が開き・・・・。

中から沙帆さんが出てきて一回外に出て・・・・。

「・・・ちょっといい？？・・・・」

・・・・・。

俺の腕を掴んだ・・・・。

・・・・・・・。

「・・・・佐那ちゃん・・・」

・・・・・・・。

沙帆さんが・・・・俺の顔に近づき・・・言った言葉が・・・・。

また・・・。

俺に火をつけた・・・。

「龍之介君・・・いい？？・・・落ち着いてね・・・・」

「イヤ・・・もう無理です・・・ちょっと今から・・・・」

そう言って引き返そうとすると・・・・。

「龍之介ッ・・・待ちなさいッ・・・・」

・・・・・・・。

沙帆さんは俺の前に来て・・・俺の手をしっかり握った・・・・。

「良い？？・・・・今行っても・・・何も変わらない・・・・今は佐那ちゃんの傍に居て・・・・」

・・・・・・ッ

「でもっ！！！」

「良いからッ・・・・お願い・・・・今は佐那の傍に居て・・・それで・・・・」

・・・・・・・・。

「彼女を・・・抱いてあげて・・・・・」

・・・・・・・。