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世界で一番君が好き~You’re my love♡
第33章 23コンビ

龍之介side
祐司さんが富士リビング本社の正面口に向かってる後ろで蓮の腕を掴み・・・・・。
「祐司さんは制御する・・・・鈴木が居るのは3階だから・・・・受付で確認を取ってる間に3階行くぞ・・・・」
俺がそう言うと蓮は俺の顔を見て・・・・。
頷いた。
祐司さんごめんなさい。
俺はやっぱ・・・・。
抑えられそうもないんです。
もしも佐那が妊娠でもしたら・・・また彼女の体を傷付けることになってしまうかもしれない・・・。
そしたら彼女はずっとそれを胸の中にしまって生きていくんだ・・・。
「我慢なんかできない・・・・・」
祐司さんが会社に入り受付に声をかけた瞬間・・・俺と蓮はその奥のエレベーターに乗り込んだッ
「おいっ!!!お前等ッ・・・・・」
祐司さんの声は聞こえたけど・・・・。
ごめんなさい。
扉を閉め・・・3階へ・・・・・・。
「祐司さんキレちゃうかなー・・・・」
蓮は壁に寄りかかってそう言った。
俺は鈴木の携帯を出し・・・・。
「多分・・・携帯の動画を仕事用携帯で撮ってるはず・・・・蓮はそれ確認してPCも見てほしい・・・・」
そう言うと蓮はゆっくり頷いた・・・。
そして・・・
ポーーン・・・という音と共に・・・。
扉は開いた・・・・。

