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第33章 ２３コンビ

祐司side

あのガキどもーーーーーー・・・・・

エレベーターが全く動かず・・・来ないため・・・・。

階段を上って3階に到着・・・した時ッ・・・


「久野が暴れてるって・・・・・」

3階は大騒ぎだった・・・・。

はぁ・・・・。

遅かった・・・・。

すると、奥の社内用エレベーターから降りてきてこっちを見てきたのは・・・・。

「富士社長・・・・・・・・」

憔悴しきった社長は俺の方を見て・・・。

またオフィスの奥の方を見た。

・・・・・・・。

走ってオフィスの方に行くと・・・・・。

・・・・・・・・。

一番奥の壁の下に太った男が血まみれで倒れていて・・・その脇で龍之介が肩を落とし膝をついて下を向いていた。

龍之介の右手は・・・凄い血・・・・。

「龍之介ッ・・・・・・」

俺が走って行って龍之介を抱えると・・・・・。

龍之介は放心状態で・・・・。

涙を堪えていた・・・・。


・・・・・・・。

デスクが並んでいる方を見ると、社員の人間がジーーーっとこっちを見ていて・・・その中心に・・・蓮・・・・。

蓮は淡々とデスクで何か作業をし・・・・・。

こっちを見ると・・・・。

「おいデブ・・・・・お前データー残すなら覚悟しとけって俺言ったよな？」

・・・・・・・・・・。