この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
マッスルとマシュマロ
第16章 熱

あまりのことに、手で顔を覆うしかない。
そんな華に、宏樹は冷たい声で言う。
「痴漢に触られて、こんなに濡らしちゃうなんて、華さんは、いやらしい人なんですか?」
そう言われて、手で覆った顔の中で、涙が出てくる。
「痴漢に、感じてなんて・・・いないです。」
「じゃあ、このぬるぬるしてるのは、なんですか?」
華は涙声で言う。
「それは・・・先生がそんなふうに触るから・・・」
「僕は、患部を診てるだけなのに?それで濡れるんですか?」
とうとう、宏樹は、指を一番奥まで入れた。
「ひゃあっ!」
華が嬌声をあげ、身体をひくつかせた。
膣穴が、宏樹の指をもっと引き込もうとするように、ぐにゅん、ぐにゅん、と締まりながら動いた。
(なんなんだ・・・この膣穴は・・・中はふわふわで柔らかいのに、ぬるぬると、でもぎちぎちに締めてくる・・・。)
宏樹は自分の手が、華の膣穴に溶け込んで、一体となっていくような不思議な感覚になっていた。
かなり熱が上がってきたからか、この興奮のせいなのか、宏樹は喉の奥が息苦しく、なんだか夢の中にいるようだった。

