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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第102章 懇願(アズート)
(私・・・わた・・し・・・)
「お前は奴隷になるのだ・・・・」
(ど・・れい・・・・?)
「あああ・・・・・」
何かが入ってくる。
熱く硬い感触が、奇妙な違和感と共にルナの身体を開いていく。
望んでいる。
奴隷になる事を。
妖術によって植えつけられた偽りの本能が、それを欲していた。
老人の声が導いていく。
「そうすればお前は神に仕えられる。神と交わる事が出来るのじゃ」
「ああっ・・・はぁっ・・・はぁっー・・・」