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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第12章 水晶(呪われた王宮)
アズートは再び樹海のルナ達の姿を映した。
その手はしわがれた司教のではなく、大トカゲのウロコが浮かび上がっていた。

大トカゲは赤黒い舌を伸ばし、水晶玉に映るルナの清純な寝顔を舐めた。
だが、ルナの成人の日からずっとしてきた催眠調教を始めたのだが、ダメであった。
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