この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第16章 戦士(呪われた王宮)
「最初、お会いした時から気付いておりました。
だが、他の村人に知れぬよう黙っていたのです・・・。
私はさっきも言ったように、革命軍に加わるために街に行きます。
あのアズート司教がこの国に来てから、我々国民は苦しめられてきました。
もう我慢出来ないのです。
王女様がお逃げになった事は、国中で評判です。
司教の魔の手から逃れるためだったのでしょう。
我々の手で司教を倒した日にはキットお呼びいたします。
それまでご無事で」
だが、他の村人に知れぬよう黙っていたのです・・・。
私はさっきも言ったように、革命軍に加わるために街に行きます。
あのアズート司教がこの国に来てから、我々国民は苦しめられてきました。
もう我慢出来ないのです。
王女様がお逃げになった事は、国中で評判です。
司教の魔の手から逃れるためだったのでしょう。
我々の手で司教を倒した日にはキットお呼びいたします。
それまでご無事で」