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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第28章 悪魔の最期(呪われた王宮)
薄暗い中、金色の瞳が光っている。
白くスレンダーな裸体に無数の蛇が絡みついていた。
その背後に大きなトカゲの怪物がルナを後から犯していた。

「キャー・・・」
絹を裂くような叫びに大トカゲは顔を向けると、残忍な笑いを浮かべて言った。

「ほ、ほう・・・正気に戻ったのか・・・。マチルダよ」
アズートはマチルダの瞳が灰色から金色に変わっているのに気づいた。
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