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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第28章 悪魔の最期(呪われた王宮)
「待たせたな、マチルダよ。タップリと可愛がってやる」

そのスキを逃さず、マチルダの手が伸びた。
素早く聖剣を持つと、それは金色の閃光を強く放った。

「ウギャー・・・」

予期せぬ攻撃にアズートは目を潰した。
すかさずマチルダは両手で聖剣をささえ、大トカゲに向かって突進していった。
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