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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第4章 白い記憶(呪われた王宮)
全てが支配されていく。
もう何でも良かった。

このまま、そう・・・。
このまま官能の海に溺れていたい。

大蛇の長い舌がルナの唇をこじ開けていく。
美しく並んだ小さな歯が赤黒い舌に蹂躙されていったかと思うと、自分から舌を絡めていくのだった。
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