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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第44章 ケダモノとの交わり3(アズート)
「おおおお、おおおおおお・・・・」
深い感動と共に男は絡みつく感触を受け止めていた。
王女と交わった瞬間だった。
「あっ・・・あんっ、いやっいやぁ」
一瞬蘇ったルナの理性は、その事実に反応してしまう。
「いやっいやぁ・・・」
繋がっている。
今日、初めて出会った男と。
卑しい盗賊を自分から引き寄せたのだ。
生臭い匂いがする。
それが、ルナのケダモノの血を呼び覚ませる。
淫乱なメス犬としての血を。