この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第5章 噂(呪われた王宮)
「おはよう、王女さ・・ルナ」
明るく元気な声に振り返ると、ディオンが立っていた。

途端に少女の胸は早鐘のように、更にときめくのであった。
ディオンもルナの美しい顔を改めて目の前にして、急に顔を赤らめた。
昨日の出来事は、二人の意識を幼馴染みから別の物に変えていた。

「お、おはよう・・ディオン」
ルナの声も廊下の絨毯に染み込んでいく。

「ぷっ・・く・・・」
短い沈黙の後、二人は吹き出した。

「ハハハハハ・・・」
「ホホホホホ・・・」

二人は直ぐに少女と少年に戻って、庭園に駆け出していった。
ただ繋がれた手の温もりは、以前とは違うくすぐったさが感じられたが。
/1112ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ