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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第68章 僧侶と司教
素直な声だった。
そこには恐怖も抵抗もない。

安心に包まれた官能であった。
マチルダは少女の心で感じている。

大好きな僧侶に抱かれながら話を聞いてもらっている。
徐々に動きが鮮明になっていく。

「んっ・・・あ・・あああ・・・」
バストをもまれている。

「気持ちいいか、マチルダ・・・」
ネットリとした声が絡みついてくる。

「そ、そう・・・気持ち・・いい・・・」

感じるままを声にしていた。
自分が懺悔しに来た事も忘れ、全てを僧侶に投げ出すかの如く身を任せていた。
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