この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第81章 初めて咥えた日(アズート)
「司教・・・様・・・」
王妃の目が驚愕に、大きく開いていた。
「さあ、早く・・・」
アズート司教の声が聖堂に響く。
マチルダは、もう一度大きく喉を鳴らした。
目の前に司教のコックがそそり立っている。
夢でみたものと全く同じであった。
夫である王のモノさえ、正視したことがないというのに。
「マチルダ様・・・・」
司教は待っている。
「あああ、司教様・・・」
震える手が伸びていく。
「清めてさしあげます・・・」
細い指が絡んでいく。
「司教・・・様・・・」
王妃の息が荒くなっていく。
「欲望から、逃げてはいけません」
熱い。
「ああ・・・・ああああ・・・」
火傷するような位、熱くたぎっている。
王妃の目が驚愕に、大きく開いていた。
「さあ、早く・・・」
アズート司教の声が聖堂に響く。
マチルダは、もう一度大きく喉を鳴らした。
目の前に司教のコックがそそり立っている。
夢でみたものと全く同じであった。
夫である王のモノさえ、正視したことがないというのに。
「マチルダ様・・・・」
司教は待っている。
「あああ、司教様・・・」
震える手が伸びていく。
「清めてさしあげます・・・」
細い指が絡んでいく。
「司教・・・様・・・」
王妃の息が荒くなっていく。
「欲望から、逃げてはいけません」
熱い。
「ああ・・・・ああああ・・・」
火傷するような位、熱くたぎっている。