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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第86章 聖少女ルナ(アズート)
「ルナー・・・・」
ようやく追いついた少年だったが、少女の見つめる瞳に戸惑う自分を感じた。
金色の輝きが心に迫ってくる。
マチルダ王妃と同じだった。
どんなに喧嘩をしても、その瞳に見つめられると何もかも許せる気になる。
ルナと一緒にいるだけで、無上の喜びを感じる事が出来た。
「ルナ・・・・」
引き寄せられように近づいていく。
胸に熱く感情が込み上げてくる。
その瞳に見つめられると、何時もそうなってしまう。
この少女のためなら命を投げ出しても良いとさえ思えるのだ。
ようやく追いついた少年だったが、少女の見つめる瞳に戸惑う自分を感じた。
金色の輝きが心に迫ってくる。
マチルダ王妃と同じだった。
どんなに喧嘩をしても、その瞳に見つめられると何もかも許せる気になる。
ルナと一緒にいるだけで、無上の喜びを感じる事が出来た。
「ルナ・・・・」
引き寄せられように近づいていく。
胸に熱く感情が込み上げてくる。
その瞳に見つめられると、何時もそうなってしまう。
この少女のためなら命を投げ出しても良いとさえ思えるのだ。