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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第92章 蘇る悪夢2(アズート)
「おお・・・美しい・・・・」
シルクの衣を剥ぎ取ったルナの身体が聖堂の薄闇の中、鮮明に浮かび上がった。

「ああ・・・・・」
ため息が漏れた。

老人の視線が針のように突き刺さる。
ルナは幼い顔を俯かせると、赤く染めてしまうのだった。

染み一つない白い肌は、彫刻の如く均整が取れている。
幼いふくらみは、小さな塊りを乳輪に埋めたままツンと上を向いている。
くびれたウエストは丸みの帯びたヒップにつながり、ブルーの淡い茂みが縦に土手を作っている。
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