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秘密 (短編集)
第1章 森の中
私はお兄ちゃんに褒めてもらえたのが凄く嬉しかった。

『(私)良かったね』
『(お兄ちゃん)香澄ちゃん……これは秘密だよ』
『(私)どうして?』
『(お兄ちゃん)二人だけの秘密にするんだよ』
『(私)そうなの?』

お兄ちゃんはおちんち〇をタオルでキレイに拭き取ると何もなかったようにいつもの優しいお兄ちゃんだった。

『(お兄ちゃん)香澄ちゃん…お菓子買いに行こう』
『(私)えっほんと?』
『(お兄ちゃん)それに早く帰らないとね』
『(私)わーい』

お兄ちゃんと手を繋いで近所のコンビニに寄ってお菓子をたくさん買ってもらった。

『(お兄ちゃん)香澄ちゃん……ちゃんと秘密に出来たらまた遊ぼうね』
『(私)うん』
『(お兄ちゃん)えらいね』
『(私)お菓子ありがとう』

家の近くまで送ってくれてお家に帰った。
今日のことは私もなんとなく恥ずかしいしイケナイことのように思えてたのでママにも友達にも・・・秘密。

〜森の中〜
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