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おさななじみ
第18章 春季と真冬
「ハルキ、この後うちに来るだろ?」

放課後、呑気な顔でマフユが側に来て私を誘った。

「行かない」

肩に回された手を、私は強く振り払う。
マフユはビックリした顔で自分の手と私を交互に見た。


「そ、そっか…じゃあ、また明日…」

「もう行かない」


私は決意を込めてマフユを見据えた。



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