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おさななじみ
第7章 もやもや
「七瀬君、今朝 神田君たちと話してたでしょ、彼女が欲しいって。あれ、私じゃダメかな?」

「はい?」

横川は座り直して、姿勢を正した。

「私、ずっと七瀬君のことが好きでした。私を彼女にしてくれませんか?」

まっすぐ俺を見つめる横川のクリクリした丸い目に、つい引き込まれそうになる。


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