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おさななじみ
第8章 自覚
「七瀬君、謝ってばっかりなんだもん。そういうの、かえって傷つくよ」


「…ごめん」


「ほら、また謝る!…お前なんか嫌いだってハッキリ言ってくれたほうが親切だよ?」


「でも俺、横川のこと嫌いじゃないし」


「…ッ!バカッ」


身体を起こした俺の胸に、横川が泣きながら体当たりしてきた。


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