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第10章 テスト

いつも一緒にいられるのは嬉しいが、気持ちを自覚したせいかカオリがやたら可愛く見えて、毎日が拷問みたいだ。

俺は必死でスケベ心を抑え、
黙々と勉強した。
授業も居眠りせずに真面目に受けるようになった。
だんだん要領がわかってきて問題が解けるようになると、勉強自体が楽しくなってきていた。


そして、運命のテスト期間がやってくる。