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オリジナル版・猫探偵
第2章 (2)
実はさ、
俺の事務所は独りで気ままだけど、
防音された隣の部屋は、
猫たちのサロンになってる。


大抵の「迷い猫」は、
ちょっと外の世界を見てみたいっていうお坊ちゃま・お嬢ちゃまが多いし、
あまり外に友達がいるっていうこともないから、
2,3日、外の暮らしを見たり、
友達ができたりすると、
安心して元の家に帰ったりする。

だから、その部屋は、
取り合えずそういうやつらの一時的な滞在場所。


ゴハンとかトイレとかも、
ストレスを感じないスペースも確保しないといけないし、
場合によっては、他のヤツに病気やら蚤を移したりしないように、
病院にも連れて行って、隔離してあげることもある。


結構、お金はかかるんだよね。
人間と違って、保険きかないし。


外の世界を知らなくて、
運悪く初日にうっかり車に轢かれるヤツを除けば、
そういう訳で、大抵このサロンにやってくる。
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